丸太を調達

隣町にある森林組合から丸太を調達しに出かけた。きゅうりやインゲンなどのネットを張るときの杭に使おうと思っている。

f:id:hakasehiroshi22:20150408055110j:plain

初めて行くから、いろいろと緊張もした。つれて行かれたところは売れなくなった丸太が積んである場所。こっから適当に見繕って取って行っていいとのこと。

丸のこと延長コードを持ってきていてよかった。4mの長さを軽トラで運ぶには数が限られてしまう。半分に切ることにした。

周りはダンプとかリフトが行き交うなか、一人こうして丸太と格闘していた。もの珍しさでおっちゃんが声をかけてくれる。何だかとても嬉しかった。

無事に家まで持って帰ることができた。今度は皮を剥いだり、先をとがらせたりしていく。おそらく、きゅうり用の杭ができて、ネットが張れれば万々歳だろう。ちょっと間に合いそうにないので、インゲンはつるなしの品種でいこうと思う。

丸太を調達するならここ、自分の中の地図がまた拡がった。小屋を作るときの材料でまた必要になるかもしれない。ちょっとずつ、材料や技術が自分の中にストックされていけばいい。そしてあるとき、さあ作ってみようかと思い立つときが来るのだろう。そんな話を軽トラでモバイルハウスを自作して旅をしている方からも聞いてずいぶんと勇気づけられた。自分もいつか小屋を作るときが来る、そう信じていろんなところにアンテナを張っていきたい。

 

 

 

 

薪火でご飯

またまた、火にまつわるお話。

気が向いたときにこうして薪でご飯を炊いている。かまども、ブロックを「この字」に囲っただけの簡単なつくりである。薪で炊いたご飯(いつも玄米)、圧力鍋で炊くのと遜色ないくらいモッチリである。美味しいものだから、何度もおかわりして気づいたら二合分食べてたなんてこともあった。

f:id:hakasehiroshi22:20150330221143j:plain

もちろん、家の中でガスは使える。でも、あえて野外調理をしている。外でも、その気になれば料理できるんだって分かって、また一つ自信になった。割とどんなとこでも暮らしていけるなぁって。

農ある暮らしをしていくなかで、ずっと前から自分の住む家をセルフビルドしたいなぁという野望がある。別に立派な家じゃなくてもいい。そこらへんにある材料で、適当に作っちゃうというノリで。(小屋みたいなので十分だ)こうやってあえて外で煮炊きをするのは、その小屋暮らしのための練習も兼ねているといえば、そうかもしれない。

今は完全に外だが、屋根の下で煮炊きをするというだけでもだいぶ違ってくると思う。そんなふうにして、自分で作り上げる暮らしがバージョンアップしていけばいい。自分でゼロから作りあげていく作業は、本当に時間もかかるし、根気もいる。はたから見れば微々たる進歩かもしれないが、本人にとっては大きな進歩で非常に満足だったりする。そんな自己満足みたいなものを大切にしながら、日々の暮らしを送っていけたらと思う。

 

燻製にチャレンジ

前々から燻製を作ってみたいと思っていて、ようやく実行するにいたった。

f:id:hakasehiroshi22:20150323054302j:plain

ネットで調べてみると、段ボールで割と簡単にできるとのこと。それを参考にしながら、自分の身の回りにあるもので適当に作ってみた。最初はスモークウッドというものを購入しようかと思ったが、桜の枝が捨てられているのを発見して有難く使わせてもらった。たき口のトタン板も即席で作る。これ、何となく使えそうかもって思ってそれがバッチリはまるとなんだかハイになる。この感覚は本当に好きだ。

f:id:hakasehiroshi22:20150323060148j:plain

合鴨をいただき、自分でさばいた。塩漬けしたものを針金に通してぶら下げる。

f:id:hakasehiroshi22:20150323060903j:plain

ちゃんと燻製になっていた。初めてにしてはとてもいい感じで出来上がった気がする。この燻された肉の香りが何とも言えなかった。煙に燻すと美味くなる。これを最初に発見した人に敬意を表したい。

また一つ、火の扱いレベルが上がって素直に嬉しい。

ホウレンソウ出荷中

ホウレンソウの出荷が始まっている。

葉物の収穫は短期決戦である。まだまだ小さいつもりでいても、しばらく見ない間にずいぶんと大きくなっていたりするのだ。

大きくなりすぎて袋に入りきらないということは、何としてでも避けなければならない。そのことばかりが頭にあるもんだから、一回目の出荷はだいぶ袋にも余裕のある格好となった。畑で収穫しているときには、どれも大きく見えてしまっていたが、実際に袋詰めしてみると意外とコンパクトに収まってしまった。

それでも、ホウレンソウたちは着実に大きくなっている。どんどん出荷していこうと思う。

f:id:hakasehiroshi22:20150313062450j:plain

ローフードとの蜜月

 結構前になるが、ローフードを学ばせてもらう機会があった。野菜や果物を加熱せず、生のまま食べるという食事法である。加熱をしないことで、酵素やビタミンなどの栄養素をそのまま得られることができるのだ。

 ローフードのことは、以前から知っていることは知っていた。でも、こうして自分の体験を通じて知るとより深く学べるものだ。そして、野菜を作っている自分としてはこれ以上ないくらいの条件が調っている。もはや酵素取り放題だ。ということで、毎食せっせとサラダを作って食べている。しかも、ボール山盛りにして。

f:id:hakasehiroshi22:20150304182609j:plain

 キャベツに人参、大根、ホウレンソウ、白菜、今採れる野菜だ。それらを千切りなりスライサーを使うなりで、刻んでどんどん盛っていく。そこにいりごまやナイフで削った鰹節を入れたりする。ドレッシングも基本は塩、こしょう、醤油、酢、オリーブオイルだ。

毎回三食とも食べているが、不思議なことに全く飽きないのだ。むしろ、それがリズム化されて毎回食事のことであれこれ考えずに済んだりする。そしてあとは玄米ごはん。それだけあれば十分満足のいく食事になるのだ。

調子はさらに良好である。サラダだけでもお腹の満足感は得られて、体にも負担はない。時間が経って多少空腹も感じることもあるが、逆に体が軽くなって軽快に動けるものだ。そして、この空腹感が病みつきになったりする。五感が研ぎ澄まされるというが、その感覚が少しわかる気がする。

 こういう食事で自分は十分事足りていて、今の自分にとてもフィットしている。また一つ、身軽になれた気がして嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お次はホウレンソウ

これからホウレンソウの出荷が始まろうとしている。

f:id:hakasehiroshi22:20150301061823j:plain

生育はいい感じだと思うが、もう少し種を多めに蒔いてもよかった。ところどころに隙間ができてしまった。種代はけちってはいけない。

あとは、いつ出荷をし始めるかだ。出荷数を少しでも稼ごうと思って大きくなるまで待っていようとおもうのだが、この時期は暖かくもなり一気に大きくなりすぎるということもあるのだ。

このホウレンソウ、作っている面積がまだ小さいこともあって、いつもより手塩にかけた感がある。冬だからそこまで草対策はしなくてもいいのだが、一人黙々と除草鍬で土の表面を削っていった。畑に空気を入れてやることは重要なので、この作業も決して無駄ではないはずだ(と信じたい)。

これだけの面積をしっかり出荷することができるだろうか。今回の蒔く種の量もそうだし、一人でどれだけの量をこなせるか。一つずつ身体感覚で覚えていくのである。

ジャガイモ定植、完了

無事にジャガイモを定植することができた。

f:id:hakasehiroshi22:20150224060630j:plain

全部で500個弱の種芋。午前中に一度トラクターで耕して、一旦家へ戻ってから道具、種芋をもって畑へ。

昼を過ぎてから雨が降る予報が出てたので、休む間もなくラインを引いたり、クワで溝を作っていったりして一気にやっていった。

作業をし始めて間もないころに、雨がぽつぽつと降り出してきた。でも、本降りにならずにすぐに止んだ。

「自分の行い、じゃがいも定植、天も味方してるね」と勝手に解釈してテンション上がり、クワを持つ手にも力が入った。土を被せているときにいよいよ降り出してきた。ぎりぎりセーフ。本当にうまくできすぎているよ。そんなことで一人悦に入って恍惚感さえも得てしまっている自分。本当にめでたい奴だが、とにもかくにもジャガイモ定植、完了できてよかった。

f:id:hakasehiroshi22:20150224062628j:plain

後日、再び畑へ訪れたがやはり植えたところに目印の棒を立てるべきであった。どこがジャガイモを植えたラインか分からなくなってしまった。芽が出てくれるまで、静かに待っているしかない。芽が出てくれたら、そこからどんどん土寄せをしていく予定でいる。