薪火でご飯

またまた、火にまつわるお話。

気が向いたときにこうして薪でご飯を炊いている。かまども、ブロックを「この字」に囲っただけの簡単なつくりである。薪で炊いたご飯(いつも玄米)、圧力鍋で炊くのと遜色ないくらいモッチリである。美味しいものだから、何度もおかわりして気づいたら二合分食べてたなんてこともあった。

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もちろん、家の中でガスは使える。でも、あえて野外調理をしている。外でも、その気になれば料理できるんだって分かって、また一つ自信になった。割とどんなとこでも暮らしていけるなぁって。

農ある暮らしをしていくなかで、ずっと前から自分の住む家をセルフビルドしたいなぁという野望がある。別に立派な家じゃなくてもいい。そこらへんにある材料で、適当に作っちゃうというノリで。(小屋みたいなので十分だ)こうやってあえて外で煮炊きをするのは、その小屋暮らしのための練習も兼ねているといえば、そうかもしれない。

今は完全に外だが、屋根の下で煮炊きをするというだけでもだいぶ違ってくると思う。そんなふうにして、自分で作り上げる暮らしがバージョンアップしていけばいい。自分でゼロから作りあげていく作業は、本当に時間もかかるし、根気もいる。はたから見れば微々たる進歩かもしれないが、本人にとっては大きな進歩で非常に満足だったりする。そんな自己満足みたいなものを大切にしながら、日々の暮らしを送っていけたらと思う。