無の状態、大根洗い

大根をとってきてから、それらを出荷するまでも結構大変だったりする。今でこそ、このやり方が慣れちゃっているから、ほとんど何も考えずに作業しているが。(水が冷たいとか、あと大根何本洗わないといけないとかそんなことばかり考えている)このやり方に落ち着くまで、紆余曲折をへて今のかたちになったのだ。

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収穫した大根を軽トラの荷台に乗せ、そのまま我が家へ。そして、場所をセッティングして一本ずつ手洗いしていく。とても地味な作業だ。

洗った大根はつやつやして綺麗になり、それが何十本と積まれるとそれなりに達成感がある。

ラジオを聴きながら、優雅に作業をしようなんて最初は思っていたが、やっていて無音のほうが集中できることがわかり、それ以来ラジオは聴かずにやっている。ふと頭に浮かんでくる雑念とかを考えるともなく考えている。いわば、無の状態と言えば、聞こえはいいかもしれない。そういう単純作業の中で、無になる、あるいはゾーンに入ることは農作業において、結構あることだ。こういう状態は、僕は割と好きである。