薪で焚くお風呂

鹿児島といえども、寒いときはとことん寒い。持っている暖房器具は石油ストーブとコタツぐらいで、家の中でも吐く息が白くなるのはザラだ。

けれども、今住んでいる家には炊き風呂ができる。本当に体の芯から温まるのだ。そのおかげでだいぶこの冬は助かっている。

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風呂が焚きあがるまでにだいたい二時間くらいか。そして思ったよりも薪を消費するものだ。しっかり乾燥してないものであったら、煙たくなるだけでいっこうに温まらない。

薪も潤沢にストックしてあるわけでもなく、たまたま通りがかったとこから取らせてもらったりしている。でも、あちこち目を凝らしていると木が捨ててある場所は結構あるものだ。あとは地主さんだったり、近所の人だったりにうまく交渉すればいい。そうして、何とかこの冬はつないでいけている。

炎のゆらめきは何と言っても落ち着く。見ていてうっとりするものだ。もっと暮らしの中に火を取り入れていきたいって思っている。室内で薪ストーブを焚くことができたら、一気に家の寒さから解放されるのに、と思うのだがとりあえずは今の薪風呂ですごく満足しているところだ。