ご無沙汰でした。
約四か月のブランクを経て、再びブログを更新しようという気にようやくなれました。はかせ農園、はかせ、こと有川博士です。みなさん、ご無沙汰していました。
この四か月で、いろいろな変化がありました。この変化のきっかけとなったこと、それは畑暮らしをはじめたことです。
今まで、住んでいた家を解約して、住所はお世話になっている友人の家に登録だけさせてもらいました。
八月の初めから、九月の終わりまでの約一か月半、畑に農業用ハウスの中で半野外生活をしていました。
今はいろいろと事情があって、鹿児島市内の団地にある一軒家に住んでます。
この畑暮らし、めちゃくちゃ不便だったけれど、かなりエキサイティングで楽しいものでした。そして、生きていくうえで必要なものは、このくらいあれば十分だと実体感覚で知ることができ、さらに身軽になることができました。
自給的に暮らすこと、ずっと前から思い描いていた夢でした。自分で住む家をつくり、米、野菜も自給できたら、生きる自由度が限りなく広がる。自分にとっては、この畑暮らしがその一歩でした。今はまた普通の家に戻ってますが、このハウス暮らしで、ある一定の手ごたえはつかんだつもりです。
この暮らしの中で思ったことを、またブログで書いていけたらと思います。それではまた~。
田植え機、ゲット
ここのところ、ずっと雨が続いています。そんな中、田植えに向けて準備をしていっています。とはいっても、この雨で思うように進んでないですが。
田植え日は26日から28日にかけて、完了できればと思っています。何せ、初めての田植えなので、どの程度やれるかホント未知数です。
今日は雨が降る中、強行して二回目の耕しをしました。これから田植え日までに、畦などの草刈り、代かきをやっていく予定です。
ここにきて、ついにというか、田植え機を手に入れました。
米作りをしようというのに、必要な機械は何一つ持っていません。その時その時で必要なものを何とかして調達していくつもりでいます。今回はタイミングよく、安くでこの田植え機をゲットすることができました。
稲刈りのためのバインダーや脱穀するハーベスターも、これから必要になってきます。まっ、何とかなるだろうと鷹揚にかまえていますが(笑)
自分で作った米を食べる、それまでの道のりはまだまだ果てしないです。けれど、今年の大きな目標の一つでもあります。自前の米を炊き、口にしている自分を想像してみます。米作りの経験から、百姓としての幅もグンと広がると思うし、またこの暮らしも、さらに揺るぎないものになっていくだろうと思います。自分にとっての米作りは、それくらい意味のあることです。とりあえずは、しっかり田植えできるように準備していきたいと思います。
培土器、ゲット
ついに培土器を買っちゃいました。初めてのネットオークションで落札したやつです。
始めは、確か200円くらいでした。自分が最高落札額でいたけれど、当然そんな値段で買えるわけもなく、他の落札者もいて結局8800円くらいで落札することができました。
自分は何としてでもこの培土器がほしかったので、少々値が張ってもよかったです。落札終了間近になると、どんどん値段も上がり、自分も負けじとさらに高い値段を表示してました。
自分が落札できたと分かった瞬間、思わずガッツポーズです。何だか戦いに勝ったような爽快感がありました。
自宅まで届き、さっそく装着。色もバッチリ馴染んでいる。
そして畝たてへ。なるほど、鍬で人力でするよりも断然早い。ただ、まだまだ思った通りの畝を作るにはいろいろと工夫が必要みたいです。まぁ、やっていくうちにそこら辺も良くなっていくでしょう。
こんなふうにして、はかせ農園、ちょっとずつ生産能力を上げていってます。
トラブル発生
この前、オクラ畑の様子を見に行ったら結構な割合で枯れてました。
芽が出てくれなかったり、ネキリ虫にやられたりすることは、これまで何度もありましたが、芽が出てから枯れだすというのは初めてです。これを見たときは、本当にショックでした。次の日はショックで朝起きれないくらい。
けれど、また種まきしなおせばいいのです。今度は、オクラの種を浸水させて芽が動いたのを確認してから空いている穴に種まきしていきました。
何事も切り替えが大事です。それに、まだまだ進めていかないといけない作業が目白押しです。やることがいっぱいあるというのも、またいいことです。種まきの時期がずれて、収穫のピークが分散されてむしろ良かったのかもということにもなるかもしれません。
これからのオクラの成長、しっかり見守ってやりたいと思います。
オクラ、芽でてくれました。
今年の夏はオクラを作ろうと思っております。この前、種まきをして無事に芽が出てくれました。
何はともあれ、芽が出ないことには先には進めないわけで。。。とりあえずほっとしているところです。
これだけの広さ、すべて手作業でやり遂げました。耕すのはトラクターですが、堆肥を軽トラに積んでは捲き、畝つくりもくわで立ち向い、黒いビニールのマルチも自分で一人で張り終えました。
場所を整えて、ようやく種まきをすることができます。この種まきも、次の日は雨でしかも満月に向かっている時期という絶好の種まき日に敢行できました。これだけの広さなので、種まきも一日仕事でした。
よくここまでやってこれました。素直に自分を褒めたいです。ここまでで、全てを出し切った感があります。
果たして、収穫までいけるのでしょうか。もし、まともにできたらこの夏は毎日収穫に追われるはずです。そうあってほしいですが、上手くできたらラッキーぐらいの気持ちで気長にやっていきたいと思います。
二枚刃、お試し中
去年、ついに長年使っていた草刈り機が壊れてしまい新しいのを購入した。この際、ホームセンターで買えるのから、プロ仕様にグレードアップした。エンジンをふかしても頼もしい音がするというか、安心感がある。今では快適に草刈りができている。
草刈り機につける刃についても、いろいろ試している。今は二枚刃だ。普段使うチップソーに比べて断然軽い。そして安い(3枚で1000円)。研ぐのもラク。
軽いものだから、草刈り機をブルンブルン振り回せる。サクサク刈れていける。
ただ、調子に乗って刈っていっていたら、初っ端に鉄製の杭に思いっきりぶつけてしまった。もともと安いものだから、全然凹まないし、サンダーで削ってヤスリで研いでしまえば元の切れ味を取り戻すこともできる。もしチップソーであれば、振動がひどくて使い物にならなかっただろう。
ただし、二枚刃の使用は危険度が増すのだ。この形状から、小石とかが飛んでくる可能性が大きくなる。ちょっと怖いから、地際すれすれよりも気持ち上のほうを刈るようにしている。あとガード用のお面も買った。
そして、細かい草が飛んできて顔やら作業着がすごいことになる。
作業性はいいけれど、良かれ悪かれだ。でも、場所に応じてオプションが増えることはいいことだ。これから、暑くなって草刈り機の出番も増えてくる。刈られて、すっきりした畑を見るのは実に気持ちがいいもんだ。いろいろと使い分けながらやっていきたい。
クボタの展示会へ
先日、ようやく里芋の定植を終えることができた。
トラクターで耕すまではいい。ここからの畝たて、里芋定植、マルチ張りがとても時間がかかってしまう。
畝たてはいまだにクワを使っての人力だ。クワを握っている時間は嫌いじゃないけれど、こうして何本も畝をクワで上げていくのはある意味で修業に近い。どこまでも自分の内面に向かっていけるひと時だ。
けれど、いつまでもこんなことに時間をかけている場合でもない。せめて畝たてを動力使ってできるようにしたいと思っている。
というわけで、機械屋さんのお誘いもあって、クボタの展示会に行くことにした。
やはり、管理機はそれなりにお値段がするものだ。もう一つ見つけたのがこれ。
トラクターの後ろにつけて通ることで、畝たてできる培土板というやつだ。新品で買えば、40,000円くらい。中古やネットオークションなんかで買えば、もっと安くで買える。
この培土板を是非とも手に入れたい。あれこれ動いてみようと思う。